豊田市の人探し・行方探し家出人捜索1
近年の家出・失踪状況について
届出をされた行方不明者の数
平成16年全国の警察が受理した家出人捜索願の件数は95,989件で、
性別では、男性が61,276人で全体の63.8%を占め、
成人・少年では成人が74,487人で全体の77.6%を占めています。
年齢別では「19歳以下」が21,502人で22.4%を占め、次いで「20歳代」、「30歳代」そして「60歳以上」となっています。
原因・動機では、「家庭関係」が18,968人で19.8%を占め、次いで「事業・職業関係」「疾病関係」そして「異性関係」となっています。しかし、お気付きと思いますが「金銭の貸借」というものがありません。
ですが、どの項目にも大小様々な金銭が絡んでいることは間違いないでしょう。
平成14年度は102,880人、15年度は101,855人と受理件数だけを見れば減少しているように思われますが、当然、届出がされていないケースもあり、平成16年中に捜索願はなされていないが、所在確認ができた家出人3,685人もいます。
約100,000人、1日平均280人の方々が家族や友人に相談も出来ずに消息を絶っています。
※あなたの家族・友人・知人は大丈夫ですか?
年齢別では「10歳代」が17,071人で20.8%と最も多く、次いで「20歳代」「30歳代」の順になっていますが、「70歳以上」との括りでいえば16,681人で20.3%を占め高齢者の行方不明が目立ちます。
原因・動機としては、その他を除き、「疾病関係」が18,395人で22.4%、うち認知症又はその疑いによるものは12,208人(14.9%)と年々増加傾向にあります。
引用元: 警察白書
消息を絶っているだけでも心配でならない
あなたのご家族・友人・知人は大丈夫ですか?
全国の警察で所在が確認された家出人も当然いらっしゃいます。
しかし、捜索願を提出しても、事件性がない限り、警察は家出人捜索になかなか着手出来ないのが現状です。
では何故、警察で確認が出来たのか…?
それは、警察が動かなければならない状況があったからです。
「犯罪の被害者・被疑者」「自殺」…!
悲しい限りです。誰かが後1週間・24時間もしかしたら1時間でも早く見つけていれば、被害者にも被疑者にもならずにすんだかもしれません。
また数値は「届出がなされた行方不明者数」に他なりません。
金銭問題が絡んだ家出・失踪は届出がなされにくい傾向がある為、数値には現れにくいといえます。
家出・失踪のきっかけ
Point1短絡的な家出
小・中・高校生の場合
親に叱られたという理由が多く、親に心配させてやろうという気持ちから、 最近良く耳にする「プチ家出」という軽い気持ちで、本人も深刻になっていない傾向にあります。高校・大学生の場合
勉強や受検の苦しみから逃れる為や、異性関係とうまくいかない為、 一時の享楽「もっと遊びたい」「自由になりたい」「親や学校がウザい」という理由があるようです。年中ありえますが中でも夏休みなど長期休み中の家出は、大半が異性(交際相手)が関係する内容が多く「彼氏(彼女)とずっと一緒にいたいだけ」という理由は多くみられます。
犯罪に巻き込まれる危険の多い繁華街に近づくことも多く、女子の場合、性犯罪に巻き込まれたり妊娠してしまう可能性があります。
夏休み(長期休み)中の家出
ご両親も「休みが終わるまでには帰るだろう」との考えをお持ちの方が多いのですが、「もっと早く探していれば・・・」という結果に頭を抱えることもありますので対応しておくことは必要ではないでしょうか。中高年の場合
「なにごとにも嫌気がさして」「だれも知らない所に行きたい」「責任を負いたくない」など一時の無責任な感情で、大体は家出した後に後悔しているようです。
Point2突発的な家出
事業・職業の場合
経理や営業に多く、監査などが入る情報により、事実が明らかになった時を考え逃亡する。異性関係の場合
会社内外の不貞行為が発覚し、相手の配偶者から問い詰められ、責任も負えない為、家に帰らなくなり、会社にも行けなくなる。
疾病の場合
検診で思わしくない結果であった場合に、自己判断で重病と思い込み、悲観的になり、自殺の可能性もありますので緊急で探す必要が出てきます。残された家族のことを考えず突然に家出をしがちです。Point3計画的な家出
異性関係の場合
愛人の所に理由を付けて泊まるようになり、やがて家に帰らなくなり、本人、浮気相手は二人で計画して家出(駆け落ち)をする。
新しい土地で新たな生活をしようというつもりであり、離婚の意思は固い。
他にも学業への自信喪失や就職先への不満といった理由で、「親に相談しても我儘だと言われるだけ」と考え、自分なりに失踪先の住居や職を前もって見つけておき、荷物の多少に関わらず必要なものを準備して出掛けているような短絡的な家出と思われても、本人からすれば実は計画的な家出であることも少なくありません。
プチ家出(短期間の家出)
最近、「プチ家出」という言葉で、家出を安易に考えるケースも目立っています。
親御さんも「そのうち帰ってくるだろう」と高をくくっていると思います。
しかし半グレ集団・暴走族・暴力団などの組織犯罪や、麻薬・大麻・脱法ドラッグなど危ない道に引っ張られ犯罪・事件に巻込まれる危険も高く家族に大きな痛手を負わせかねません。
その上、携帯電話の急激な普及により、少年・少女がSNSや出会い系サイトにより精神的・身体的な障害を受ける事例も増えている為、手遅れになる前に調査・発見をお勧め致します。
家出の調査依頼時にあると良い情報項目
- 誰に対して残されたメッセージがあったか
- 普段の生活でヒントになる場所、気になる場所を言っていなかったか
- お子さんが使用した電話やパソコンの履歴などの情報
- 使える(持出せる)お金はどのくらいあるか
- 移動手段はなにがあるか
- 同行者がいそうかどうか
- 服装や荷物はどのようなものか
- 家出した時の時間
- 家出後の目撃者がいないか
- 部屋に手がかりになる物がないか(メモ・日記・レシートなど)
プチ家出の場合、罪の意識が低い為、自らの意思で行方をくらます大人より、手がかりを残す可能性が高いのです。
また調査をご依頼頂く前に警察への捜索願の提出をお勧めしています。